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ドラマ「流れ星」の感想

※ 言葉足らずな所があったので加筆しました。翌日2/19


結構前に書いていたのに最後の詰めまでいかずにやっと今投稿がかないました。

ドラマ「流れ星」の再放送を見ました。
と言っても所々。
しかも初めの2回ぐらいはあらすじは読んだものの、見ていないのですが…

でも、私が感じたことを書いておきます。

臓器移植について考えさせられました。

…嫌な世界

そう感じました。

このドラマは絵的にとても綺麗で、一見、人魚姫の童話を思わせたりもする。

人魚姫は王子の為に声を無くして人間になったのに、王子の愛を得られなければ海の泡となって消えてしまう…

梨沙も健吾にずっと愛され続ける為に臓器を差し出したのに、最終的に健吾の愛が得られなければ、死んだら海の泡の様に消えてしまうクラゲの様に、この冷たい海の様な世間に独り投げ出され、心が消えていってしまう…

こんな類似点がある。

私の主観だけど、健吾には

「愛してやった」
「哀れみを掛けてやった」

こういう上から目線が常にある気がした。

私はそれが最後まで気に入らなかった。

梨沙には命懸けの犠牲を払って貰ってるのに…と。

「自分は大金払ってやってるんだからご破算」

なんかそういう意識が見える気がした。

自殺を食い止めた時だって

「どうせ捨てる命、
だったらうちの妹に肝臓を分けてやってよ」

そういうことだよね。

その気持ち、解らなくはないよ。
妹が可愛いんだもんね。

でもそこに梨沙に対しては

「どうせ捨てるんでしょ」

という見下しがある。

彼女を物として見てる。
欲しい臓器の器として見ている。

確かにそれは仕方が無い部分もあるかも知れない。

そう見られるだけのこと(風俗の仕事や自殺未遂)をしてしまったから。

でも、そこには明らかに優しさは無いよね。


私、どーしても
愛する女から臓器を奪うという設定に納得出来なかったんだ。

恐い、気持ち悪い

愛ってそうじゃないと思ってる。

その人のまるごとを親の様に、いや、親以上に大切に愛し、守ることなんじゃないかな。

臓器を奪った時点で相手は最大の敵なんだよね
私の中では。

それか、臓器提供の真実を知らず、非常に軽く考えているのではないかなと思う。

臓器移植自体についての認識も甘い気がする。
臓器って本来単体で切ったり張ったり出来るものではないと思うんだ。
その人間の身体の中で取っているバランスがあるんだ。
それを崩した時、どんな弊害が起こるか未知なのだ。
ある程度は読めたとしても100%ではない。
最後は賭けになるのだ。
臓器移植を受けた人間がずっと続けなければならない免疫抑制剤の事をどう見ているかだってつい気になってしまう。
まあこちらはドナー側の問題ではないから別の話になるけど。


売買契約の最初の時点では当然愛は無いから仕方ないとしても、
愛し始めたら、とても臓器を奪えないというのが
当然な気持ちの流れだと私は思ってる。

そういう意味で、
梨沙は誰からも愛されていなくて可哀想だ

でも…ここが肝心なんだけど

可哀想なだけでは愛は手に入らないんだよ

と言いたくなった。

そう、梨沙はバカみたいにお人好しな女の子なんだよ。
自分の身体の大切さも知らない娘なんだよ。
健吾はそのバカさを哀れんで好きになったのかなと思う。

可哀想に感じて愛おしくなったのかな…と。

だって、いつどこで、彼女の何にそんなに惹かれたのだろう。

もし彼女が臓器を呉れていなければ愛は生じていなかったんでしょう?

健吾から梨沙への思い

「大変申し訳ない」

という詫びる気持ちが無いのも気になった。

「ありがとう」
ばっかりだったのだ。

元婚約者の女性に対してもそうだった。

傲慢と感じてしまった。

罪の意識は人としてとても大事だと感じた。

臓器提供者となってその身体に大きなリスクを背負った梨沙には、一生償いたい、そうしなければならない

という気持ちがあるべきだと私は感じた。

でも、あの人にそれは感じられなかった。

ドラマの最後の台詞も

「一緒に帰ろう」

実にあの人らしい。

私なら…
健吾に愛情を感じることはまず絶対に無かっただろう。

私の希望としては、梨沙には、男にすがって生きるのではなく自力で生き抜ける程に強くなってほしかった。

愛を貰う代償として臓器を差し出す人生など歩んでほしくなかった。

その全てのきっかけになった事に対しても、
臓器はお金でやり取りしては絶対にいけないんだよ
そう思った。

臓器提供をドラマで簡単な事の様に扱うのもどうなのかなと思った。
まあそのお陰でこういう事を考えるキッカケになったのだけどね。

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プロフィール

瑠璃色

Author:瑠璃色
『あとひといきの会』の管理人
瑠璃色です。
重症寝たきりアトピーでした。
脱ステ脱プロ脱保湿継続中です。
現在は別のサイトで心理カウンセリング事務所を経営しています。

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