Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

美的感覚

誰かに作られた美的感覚に振り回されて、沈んだ気持ちになったり悩んで苦しんだり、怒って不幸を招いたりするのは、自分の人生にとってプラスではない。

すごく極端な例を出してみる。
「扇風機おばさん」と呼ばれる人がいた。
精神の病で自ら容貌を損ねる整形施術を続けてしまった。
(これは前に一度テレビでも取り上げられていたようです。
その写真は普段変わったものをあまり目にしない人にはショッキングかも知れないので、自分が心臓が弱いと思う人は見ない方がいいかも知れません)
しかし驚くことに当時自分の容貌が損なわれていることに気付かなかったという。
だからこそ、あれ程の変化まで遂げたのだ。
それは原因が精神の病だからだ。
さて、ここからが今回の記事の本題なのだが、
しかしだ!
彼女の美的感覚の中でその姿が本当に醜くないのであれば健康上は抜きにして、それで正解という考え方もある。
これはなんとおかしなことを言うと思われるかも知れないですが、本来美的感覚は誰の為のものなのでしょうか?

人は周囲の価値観で自分を評価し自分を変えることに必死になったりする。
でもそれは本当は違うと思うのです。
彼女の不幸も元々はそこから始まったのだと思う。
他者の評価なんか気にせず、自分が気持ちよく暮らせることだけを考えていれば、不自然なこと(この場合整形)などせずに済んだのだろう。

人からどう思われるかに囚われて、自分に確固たる基準が無かったのです。

商業史上主義のマスメディアの扇動に振り回されて(勿論、振り回される方も悪いんだけど)見た目を気にし過ぎるあまり、自分を変えること、もしくは年を重ねて変化するのを食い止めることに躍起になる様な世の中はよくない…と思う。
アトピーや薬害などの病気の為に容貌を損なった人や、いや、もっと色んな事情があるでしょう、病気や事故で怪我をした人などが周囲の人からの評価を恐れて働くことや外出も出来ない様な世の中は間違っている。
私はそう思う。

大事なのは相対的な評価ではなく、自分が決めた絶対的な評価なのではないだろうか。

今度はもっと身近な例を出そう。
子供の頃って自分と仲良くしてくれる大人の人を美人だと思ったり格好いいと思ったりしている。
私は子供の時、近所のあるおばさんをとても美人だと思っていた。
シワが結構ある人だったけど、それこそがカッコイイと思っていた。
お世辞でもなく心底そう思っていたのだ。
(まあ、私が変わっていると言われればそれまでなんですが)

美的感覚って実は案外脆いのではないだろうか。
環境でいくらでも変えることが出来るものかもしれない。
ファッションだってそうでしょう?
その時はいいと思われていたモードが数年経ったら「恥ずかしい」に変わってる。

今度は突拍子もない例を出してみる。
例えば宇宙人が攻めてきて地球を侵略したとする。
その宇宙人の姿は地球人にとってとても美しいとは言えないものだとする。
でも、侵略されて相手が上位に立った時、日々繰り返し繰り返し美的感覚の変革を刷り込まれたら、支配される側として洗脳されたら「美というのはこういうものだ」と信じ込む様になるかもしれない。

何が言いたいのかと言うと、
アトピーの人が何も恥じることなく堂々と外出出来る世の中ならいいのにってことなんです。

もしかしたら実際はそういう考えの人も結構いるのかもしれない。
気にする人も勿論多いけど。

でも結局は自分自身の心の強さにかかっているのかもしれない。
こういうことを考えること自体、自分が見た目を気にし過ぎる人間だということを露呈していることになってとても恥ずかしいことなのかも知れない。

以前アトピーのオフ会に参加した事がある。

自分の見た目を気にするか気にしないかは症状の程度とは関係無かった。
「この人どこがアトピーなんだろう?」と思う様な人が案外下を向いたまま沈んでいて人と話そうとしなかったり、大変なのに頑張っていて偉いなと思う様な明るい人もいる。
勿論表に出さないだけでそれぞれ思うところはあるだろう。
それでもやっぱりその人の気持ち次第で幸せに生きられたり、逆にどんどん不幸に感じていく様になったりしているみたいだ。

自分自身でも難しいと思うけど
やっぱりなるべく自分を卑下しないで堂々と生きたい。

アトピーですがそれがなにか?(苦笑;)

と強く切り返せる様な気持ちを持って(実際に言うわけじゃないですけどね)
堂々と生きていけたら格好いいですよね。


スポンサーサイト

Appendix

プロフィール

瑠璃色

Author:瑠璃色
『あとひといきの会』の管理人
瑠璃色です。
重症寝たきりアトピーでした。
脱ステ脱プロ脱保湿継続中です。
現在は別のサイトで心理カウンセリング事務所を経営しています。

※ 当サイト内の全ての動画、画像、文章は無断転用禁止となっております。

カテゴリ

Twitter

検索フォーム

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。